Banyuls
Domaine de la Rectorie 2022
バニュルス / ドメーヌ・ド・ラ・レクトリー
南仏の甘口ワイン

地中海の陽光が宿る、"チョコレートワイン"

古木のグルナッシュが描き出す芳醇な余韻は、デザートとともに特別な夜を彩ります。
味わいの特徴
味わいの特徴
生産者 | ドメーヌ・ド・ラ・レクトリー |
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生産地 | ラングドック |
生産年 | 2022年 |
ぶどう品種 | グルナッシュ・ノワール、カリニャン |
提供温度 | 15-18℃ |
アルコール度数 | 17.5% |
フードペアリング | チョコレートタルト、キャラメルとナッツのアイスクリーム |
商品紹介

フランス南西部、ピレネーの麓に広がる地中海沿岸の街・バニュルス。
ここで育まれるのは、南仏の太陽をたっぷり浴びたグルナッシュから生まれる特別な甘口ワインです。
「バニュルス・レオン・パルセ」は、発酵の途中で高純度のアルコールを加え、自然な果実の甘みを残す“酒精強化ワイン”。熟した赤い果実やスパイス、ドライフルーツ──グラスを傾けるたびに、濃密で優雅な香りが広がります。

このワインを手がけるのは、地元を代表する「ドメーヌ・ド・ラ・レクトリー」。現在はパルセ兄弟が中心となり、曾祖母テレーズ・パルセが大切に育ててきた古木のブドウを引き継いでいます。かつてパリで暮らしていた彼らが選んだのは、家族の想いと土地の個性が息づくこのバニュルスの地。派手さではなく誠実な手仕事にこだわる姿勢は、ワインの味わいそのものに表れています。
「レオン・パルセ」は、果皮とともに3週間以上のマセラシオンを経て、1年以上木樽で熟成。グルナッシュ90%、カリニャン10%のブレンドが、力強さと繊細さを兼ね備えた味わいを生み出します。糖漬けの赤い果実やスパイス、カカオのニュアンスが重なり、甘美でありながら芯のある余韻が続きます。
おすすめペアリング
ペアリングとしては、チョコレートを使ったデザートが定番。ビターなカカオとワインの濃厚な甘みは、驚くほど調和します。イチジクのタルトやドライフルーツ入りのケーキ、ブルーチーズやフォアグラとも見事に寄り添い、食後の時間を華やかに彩ります。
静かな夜、キャンドルの灯りのもとで。
あるいは、大切な人と語らうひとときに。
このバニュルスが運んでくれるのは、心に残る“南仏の余韻”です。