

Moselle Luxembourgeoise
Vignobles Schumacher-Knepper 2021
モーゼル ルクセンブルジョワーズ / ヴィニョーブル シューマッハー・ネッパー
静かなるモーゼルから届く、
リースリングの真髄。

ルクセンブルク南部、モーゼル渓谷の小さな町シェンゲン=ヴィントランジュ。
この静かな土地で、1714年から続く家族経営のワイナリーが「ドメーヌ・シューマッハー・ネッパー」です。
現在、7代目のフランク・シューマッハーと妹マルティーヌが中心となって運営しており、地元ではもちろん、ヨーロッパのワイン愛好家からも高く評価されています。
彼らは「Vigneron Indépendants(独立栽培家協会)」のメンバーとして、クラフトマンシップを大切にしながら、自然とともにあるワイン造りを続けています。

所有する17ヘクタールの畑のうち、およそ3割を占めるのがリースリング。
中でも、「ヴィントランジェ・フェルスベルク」というグラン・クリュの区画は、モーゼルでも屈指の銘醸地とされ、深層粘土の土壌が、ミネラル感と骨格をワインに与えています。
彼らは、健全なブドウを育てるため、自然な栽培と手摘みにこだわり、環境との共生を大切にしています。
醸造では、伝統的な手法と現代の技術を融合させながら、テロワールと品種の個性を忠実に引き出すアプローチを採用。
ステンレスタンクで丁寧に熟成されるリースリングは、クリアで調和のとれた味わいを持ち、その土地らしさが生きています。

特に人気が高い2021年のリースリング・ウォルメダンジェ・ケップヒェンは、ベルリン・ワイントロフィーでゴールドを受賞しています。シューマッハー・ネッパーのリースリングは、
「静かに、でも確かに心に残る」
そんなワインを探している方にこそ、手に取っていただきたい一本です。
SPECIFICATIONS

生産者 | ヴィニョーブル シューマッハー・ネッパー |
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生産地 | モーゼル ルクセンブルジョワーズ |
生産年 | 2021年 |
ぶどう品種 | リースリング |
提供温度 | 6-10℃ |
アルコール度数 | 12.5% |
フードペアリング | ボイルソーセージ マスタード添え、ザワークラウト |