

Vosne-Romanée
André Goichot 2020
ヴォーヌ・ロマネ / メゾン・アンドレ・ゴワショ
優雅さがゆっくりと花開く、
ブルゴーニュの赤。

このワインは、メゾン・アンドレ・ゴワショが手がける、ピノ・ノワール100%のヴォーヌ・ロマネ。
その名の通り、ブルゴーニュ地方の中でも格別な名声を誇るコート・ド・ニュイ地区で育まれた一本です。
ブドウは丁寧に除梗されたのち、じっくりと約4週間発酵槽で醸造され、果実が本来持つアロマと骨格を最大限に引き出します。その後、15ヶ月間にわたってオーク樽で熟成され、まろやかで複雑な香りと奥行きをゆっくりと育てていきます。
グラスに注ぐと、深みのあるルビー色が広がり、時にガーネットや濃い紫のニュアンスも。 香りは、チェリーやラズベリー、ブラックベリーなどの赤系果実に、スモーキーな気配やほのかなスパイスが加わります。
熟成を重ねることで、チェリーブランデーや砂糖漬けの果物、革や毛皮といったニュアンスが姿を現し、香りの景色が移り変わっていくのもこのワインの大きな魅力です。
味わいは、しっかりとしたタンニンと上質な酸のバランスが美しく、ベルベットのような舌触りが印象的。
口に含むと、丸みのあるアタックのあとに、熟した果実味やスパイス、シガーのような余韻が静かに残ります。豊かでありながらどこか繊細で、熟成にも適したしっかりとした骨格を備えています。
おすすめの提供温度は16〜18℃。
その繊細さと奥行きは、グリルした赤身肉やローストラム、キノコのソテー、ジビエや熟成チーズとの相性が抜群。なかでも、ローストチキンや香ばしいソースを添えた仔牛、フォアグラのソテーとのマリアージュは、忘れがたい美食体験を約束してくれるはずです。
ゆっくりと熟成させながら、時を味方にする──
そんな楽しみ方が似合う、ブルゴーニュの本流とも言える赤ワイン。 「ヴォーヌ・ロマネ」は、あなたの特別な時間に、静かに寄り添ってくれる一本です。






SPECIFICATIONS

生産者 | メゾン・アンドレ・ゴワショ |
---|---|
生産地 | ブルゴーニュ |
生産年 | 2020年 |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
提供温度 | 15-18℃ |
アルコール度数 | 13,5% |
フードペアリング | ビーフジャーキー、牛肉のペッパーステーキ マッシュルームのバターソテー添え |