

Châteauneuf-du-Pape
Château de La Gardine 2020
シャトーヌフ・デュ・パプ / シャトー・ド・ラ・ガルディーヌ
ローヌの風が運ぶ、
伝統と革新のハーモニー

南仏ローヌ渓谷のシャトーヌフ・デュ・パプに広がる、54ヘクタールの美しいエステート。
それが、家族経営の歴史を誇る「シャトー・ド・ラ・ガルディーヌ」です。
1670年からワイン造りに携わるブリュネル家が1945年にこの土地を引き継ぎ、現在はマキシムとパトリックの兄弟を中心に、家族全体でドメーヌを運営。
彼らは「人間性・謙虚さ・集合知」を大切にしながら、自然への深い敬意と、何世代にもわたる経験を融合させたワイン造りを行っています。

畑は、ロールクォーツの小石や赤粘土、石灰岩が織りなす複雑な地層の上に広がり、南仏らしい強い陽射しと、年中吹き抜けるミストラル風がブドウを健やかに育てます。
収量は少なくとも、その分だけ実に凝縮された果実が実り、区画によっては白ワインやムールヴェードルに適したミネラル感も生まれます。
畑の一部には林地もあり、涼しさと生物多様性を保つ“静かな避難所”として、野生動物にもやさしい風景が広がっています。

醸造の哲学は「Less is More」。
自然と寄り添い、余計な介入をせず、ブドウそのものの力を最大限に引き出す──
その姿勢から生まれるワインは、テロワールとヴィンテージの個性をありのままに表現し、飲む人の感性に深く響きます。
グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、ミュスカルダン等がブレンドされ、黒果実やスパイス、ココアやスミレの香りが複雑に重なり合い、ビロードのようなタンニンが優雅な余韻を残します。
伝統と創造性、自然と人の手の美しい共演を、どうぞゆっくりお楽しみください。
SPECIFICATIONS

生産者 | シャトー・ド・ラ・ガルディーヌ |
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生産地 | コート・デュ・ローヌ |
生産年 | 2020年 |
ぶどう品種 | グルナッシュ主体 |
提供温度 | 18-20℃ |
アルコール度数 | 15% |
フードペアリング | ベーコン入りトマトソースパスタ、仔羊のグリル ラタトゥイユを添えて |