Crozes-Hermitage

Domaine Habrard 2022

クローズ・エルミタージュ / ドメーヌ・アブラール

北ローヌの風土を映した、
やさしさと芯を持つ
赤ワイン

「農夫の手」が紡ぐ、サステナブルなシラー

 

北ローヌのテロワールとオーガニックの哲学が宿るシラー。
やさしさと芯を併せ持つ味わいは、食卓に静かな情熱を添えます。


味わいの特徴

辛口
甘口
フルーティ
渋い
軽やか
しっかり
酸味弱
酸味強
ライトボディ
フルボディ
生産者 ドメーヌ・アブラール
生産地 コート・デュ・ローヌ
生産年 2022年
ぶどう品種 シラー
提供温度 16-18℃
アルコール度数 12.5%
フードペアリング ペッパーステーキ、 鴨のロースト ポワヴルソース、タイ風牛肉サラダ、ローヌのチーズ(ピコドン)

フランス北部ローヌ地方の名門AOC、クローズ・エルミタージュ。
その地で5世代にわたり家族経営を続けてきたのが、ドメーヌ・アブラールです。オーナーのローラン・アブラール氏は、自らを「SIMPLE PAYSAN(素朴な農夫)」と呼び、“より良い世界のために”という言葉を胸に土と人に向き合い続けています。

2008年から全畑をオーガニック栽培に転換し、バイオダイナミック農法も導入。雨水の再利用、太陽光発電によるCO₂排出の大幅削減、不要な包装の排除など、環境にやさしいワイン造りを徹底しています。さらに、従業員への利益分配制度やフェアな労働条件にも力を入れ、“美味しいワイン”以上に“誠実な循環”を目指す姿勢が、このドメーヌの根幹にあります。


造られる赤は、シラー100%。グラスに注げば、紫がかったチェリーレッドの色合い。スミレやリコリス、赤い果実の香りに、シラー特有のブラックペッパーやスパイスが寄り添います。口に含むとみずみずしい酸が果実味を引き立て、穏やかなタンニンとともに優雅な余韻が続きます。派手さではなく、凛とした「穏やかな情熱」を感じさせるスタイルです。



おすすめペアリング


料理との相性は、ラムのローストやジビエ、牛肉のグリルなどの赤身肉はもちろん、茄子やマッシュルームのグリル、クミンやタイムを効かせたスパイス料理とも見事に調和。ハードタイプのチーズやブラックオリーブとも相性が良く、食卓に自然なリズムを与えてくれます。

静かで誠実な手仕事から生まれる、北ローヌのシラー。
それは、土地と人を未来へとつなぐ、“サステナブルな美しさ”を湛えた一杯です。