

Hautes-Côtes de Beaune
Louis Naudin 2022
オー・コート・ド・ボーヌ / ルイ ノーダン
高台から届く、
みずみずしいブルゴーニュ

ブルゴーニュ地方の中でも、どこか静謐な風景が広がる高台のエリア──それが「オート・コート・ド・ボーヌ」です。
有名な“黄金の丘”コート・ド・ボーヌの背後、西側の標高400mの緩やかな斜面に広がるこの地域では、石灰岩の崖に寄り添うようにブドウが育ち、爽やかな風と豊かな日照を受けて、果実味あふれるワインが生まれます。
このワインの第一印象は、まるで芍薬の花びらのような美しい紫がかった色合い。
グラスを近づけると、チェリーやラズベリー、カシス、リコリスなど、ジューシーな果実の香りがふわりと広がり、時が経つごとに、ほのかなスパイスや森の下草のニュアンスも顔を覗かせます。

味わいは軽やかで親しみやすく、若いうちはフレッシュな果実味が楽しめ、少し熟成させれば落ち着きと奥行きが現れます。
タンニンは穏やかで、酸のバランスもよく、飲み疲れしない心地よさが魅力です。
お料理との相性も抜群で、シンプルなグリル料理やローストポーク、ラムの香草焼きなどにぴったり。
また、エポワスやシトーなどのミルキーで穏やかなチーズとも美しく調和します。

このワインを手がけるのは、1947年創業のMaison Goichot(メゾン・ゴワショ)。
ブルゴーニュでも数少ない家族経営の独立系ネゴシアンとして、三世代にわたり土地と伝統を大切にしながら、丁寧なワインづくりを続けてきました。
この1本も、ブドウを100%除梗し、4週間の発酵後に、樽とステンレスのハーフ&ハーフで12ヶ月熟成。
果実の純粋さと、程よい骨格が絶妙に調和した、まさに“高台から届くブルゴーニュの贈りもの”です。
気負わず楽しめるブルゴーニュの魅力をこの1杯から。
あなたの“日常のご褒美”に、そっと寄り添う赤ワインです。
SPECIFICATIONS

生産者 | ルイ・ノーダン |
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生産地 | ブルゴーニュ |
生産年 | 2022年 |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
提供温度 | 14-18℃ |
アルコール度数 | 13% |
フードペアリング | ボイルソーセージ マスタード添え、ローストビーフ |