ビターなガナッシュと赤ワインの簡単ペアリング
第一弾・第二弾とお料理に合う簡単レシピをご紹介してきましたが、ご自宅でのペアリングは皆様楽しんでいただけていますでしょうか?
今回はMAIAM WINES×人気料理家 緒方美智子さんとのコラボレーション 最終回の第三弾!
ワインとのペアリングは、お料理だけではなくデザートと一緒にも楽しむことができるのです♡
甘みがあって飲みやすいデザートワインに相性抜群の、ラム酒が効いたビターなデザートとのペアリングレシピをご紹介します。
今回ご紹介するワイン(赤・極甘口)デザートワイン
Banyuls / Domaine de la Rectorie
バニュルス / ドメーヌ・ド・ラ・レクトリー
生産者 ドメーヌ・ド・ラ・レクトリー
生産地 ラングドック
生産年 2016
ぶどう品種 グルナッシュ・ノワール、カリニャン
提供温度 15-18℃
アルコール度数 16.5%
●ワインの特徴
南フランスの太陽を浴びたぶどうで造られる、熟成感のあるフォーティファイドワイン。発酵の途中でアルコールを添加し、更に樽で熟成させる、自然な果実の甘さを残したデザートワインです。
●フードペアリング
チョコレートタルト、キャラメルとナッツのアイスクリーム
フードペアリングレシピ
“ラムレーズンチョコガナッシュクリームタルト”
≪材料≫ミニクッキータルト5個分
- ミニクッキータルト(市販品)…5個
- ダーククーベルチョコレート(カカオ70~80%)…60g
- 生クリーム…40cc
- レーズン…10g
- ラム酒…大さじ1
- 粉糖…適量
- ドライハーブフラワー(あれば)…適量
≪作り方≫
- レーズンとラム酒を合わせておく。チョコレートを湯煎して溶かす。
- 生クリームを沸騰させてから少しずつ、溶かしたチョコレートに加えながら混ぜ合わせる。
- 2を絞り袋に入れて、各タルトに半量だけ絞り、その上にラムレーズンをのせて、更にチョコガナッシュクリームを少し絞る。
- 冷やし固めてから粉糖や好みでドライハーブフラワーなどを飾る。
≪ポイント≫
・生クリームは一気に加えると分離する場合があるので、必ず少しずつ加えて混ぜ合わせてからまた少し加えて混ぜる、を繰り返して下さいね。
レシピ考案者 Michiko先生のご紹介
緒方美智子(料理家)
料理研究家。照明コンサルタントとして働いた後
イタリア、ミラノに6年間滞在。
そこでミラネーゼ、シェフ、ソムリエ、各地のマンマから
イタリア文化、食習慣、料理、ワインを学び、
日本に帰国後、イタリア料理教室
” Cucina Italiana Via Frua ”主宰をされています。
Life×MAIAM ~100mlワインとお気に入りの映画を見ながら編~
Staffも食後のデザートに早速作ってみました。
手の込んだ豪華な仕上がりに対して、材料はこれだけ!
ポイントは先生のレシピ通り、生クリームを少しずつ混ぜるところのみ。夕方に作れば、夕食後にすぐ楽しめるお手軽さが魅力的です。
ラムの香りがしっかり効いている方がお好みの場合は、ぜひレーズンはラム酒に漬けて少し時間を置くのがおススメです。
ビターチョコに合うだけでなく、ワインを口に含んだ時にラムとワインの濃厚で芳醇な甘さが合わさり、香りが一層華やかさを増しますよ。
夕食の片付けを全て終え、少し照明を落として甘~いデザートワインとビターなガナッシュを用意して。うふふ…と心躍らせ楽しみにしていたのは、映画!
私がぴったりだなと思い選んだのは、誰もが知る名作“ローマの休日”。
美しいローマの町を舞台に繰り広げられる、王女と新聞記者のたった一日のラブストーリーです。
白黒の画面が非日常感を演出してくれ、生き生きと果実味に富んだワインの香りは、なんだかローマの街を楽しむ天真爛漫なアン王女のよう。
有名な最後の記者会見のシーン、アン王女とジョーが見つめ合うお別れの場面は胸が締め付けられる切なさ…リッチな甘さのワインとチョコレートのほろ苦さがふたりの感情と重なり、なんとも言えません…!
ソファでゆっくりと映画を観ながら、美味しいデザートとワインで過ごす贅沢な時間の使い方も、たまにはいかがですか?
みなさんの楽しみ方もぜひinstagramなど、SNSでシェアしてくださいね!#maiamwines 、#グラス一杯の幸せワイン をつけてポスト