一日の適量
ワインおよそグラス2杯、ビールであれば中ジョッキ1杯、日本酒であれば一合が適量というのは最近よく聞く話です。
当然個人差はあるとして、我々日本人のおよその適量として、これらの数字は当てはまるのではないでしょうか。
人によって飲める量は違う
我々日本人を含む黄色人種の場合、遺伝子的に全く飲めない方が約10%、少し飲むと顔が赤くなる方や、それほどアルコールに対する耐性が強くない方が約40%、そして両親から分解能力が高い遺伝子を受け継いだ方が約50%(欧米人はほとんどがここに入る)いると言われています。 体質的にアルコールを受け付けない方が、周りに合わせたり、勧められたりして、無理に飲むというのは、お勧めできません。 まずは自分に合ったお酒の量を知ることが、健康的な生活を送る上での秘訣です。 ただ抑えればいいのではなく、自分の適量を知って、楽しい時間を過ごすことが、人生を豊かに、健やかにするための大事なポイントだと考えています。
ワインを飲むことの重要性
周りの仲間達とのコミュニケーションがより円滑になり、人生を変えてくれる出会いに恵まれることが増えてくるでしょう。 私自身、この20年を振り返ってそれを実感しています。 料理だけを楽しむことも、もちろん素晴らしいのですが、ワインを合わせて食事を楽しむことで、何倍にも楽しみが広がります。 人生をさらに豊かにしてくれる飲み物の代表が、ワインなのです。 ぜひ健康的に、ワインを生活の中に取り入れてみてください! ワインディレクター 田邉 公一